突然ですが、ファイルの外部参照はあまりおすすめしていません。
使用するExcelのバージョンにもよるのですが、
とにかく「うざい」ことをExcelが言ってきます。
それもこ忙しい時に限ってwww
まず、上記のようなセキュリティがどーのこーのと警告されます。
例えば自分で管理してる等の信用できるファイルならば、
コンテンツの有効化ボタンを押して大丈夫です。
同一ブック内を参照元にすればこの作業は必要ないわけで、
ちょっとめんどくさいですね。
もちろん、ファイルがどこのだれが作ったかわからない場合は、
絶対にコンテンツの有効化ボタンは押さないでくださいね。
しまじろうと約束だよ。
さらに参照元ファイルを立ち上げていないと安全ではない可能性のある
外部ソースがどうのと散々脅された挙句、
#VALUE! エラーまで出現してしましました。
ですが、参照してる外部ファイルを開けばちゃんと関数は機能してくれます。
その上、リンクの編集について尋ねてきたりもします。
あんまり頻繁に出現して煩わしい時は、
外部参照起動時の確認でリンクの自動更新を設定してしまいましょう。
当然ですが、これも出所の知れたファイルだけにしてくださいね。
このようにうるさい、煩わしいだけではありません。
外部のピボットテーブル、CSVを取り込んだデータを参照し、
別ブックで集計表を作成しているという場合も結構ありますよね。
集計表を複数人が触れる状態であっても、
さすがに集計表ファイル自体を削除したり、保存場所を変えたり、
あるいはファイル名を変更したりという人はあまりいないと思います。
ところがです、こと大元の参照元のデータファイルとなると、
話が変わってくるのです。
何度か経験したことですが、「よくわからないから捨てた」や、
「邪魔なファイルなので別の場所に移動した」など、
平気でやってしまう人がモンスターのように現れるんです。
当然、参照元を削除されたりすると、
ワークシート関数、VBAで作成されている集計表にはエラーが出現します。
エラーが出てはじめてファイルの作成者は異変が起きたことに気づくのですが、
削除した当の本人はそんなことになっているとは夢にも思わず…
リカバリーに随分時間がかかる場合もあります。
勝手な削除や変更を禁止する旨を周知をしても、
「そんなの関係ねぇ」なんて態度の人には通用するはずもなく。
とにかくデータとそれを参照する集計は同じブックで行うに限ります。
たとえファイルが重くなろうとも。
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多人数でファイルを扱う時に気をつけなければいけないポイントなど、
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