にゃーこむのレッスンが書籍になりました!
にゃーこむのスキルアップレッスンが株式会社インプレスより書籍化されました。
ゆる~いExcelスキルで業務の自動化をしよう1 シンプルな集計表
第1巻の「シンプルな集計表」ではExcel初級者が中級者になるために必要なスキルアップができるよう、重要なポイントを解説しています。
従来のExcelの教本とは一線を画した、「できるだけラクをして事務処理をこなすスキルを身に付ける」ために必要なことを掲載しています。
取り扱いデータ量の多い超有名企業や大手企業でも十分通用するやり方です。
Excelが得意な人もそうでない人も、一度目を通してみてください。
目から鱗が落ちること間違いなしです。
ゆる~いExcelスキルで業務の自動化をしよう2 ビジネス集計表攻略
第2巻では、Excelを使った事務処理を阻害する要因を説明しています。
ほんの些細なデータ配列の違いで、処理の手間が格段に変わるというのを学びます。
無自覚に手作業に頼っているという人に是非お勧めします。
ゆる~いExcelスキルで業務の自動化をしよう3 データの見せ方編
第3巻ではExcelワークシート関数の真打ともいうべきINDEX関数を使いこなすためのスキルを身につけます。
INDEX関数が自分の手足のように使いこなせるようになれば、もう何も怖いものはありません。
INDEX関数のような高度な関数を理解するようになれば、ExcelVBAも比較的楽に学習を進めることができるでしょう。
AI時代もホワイトカラーとして生き残るために
マイクロソフトエクセルに、AI(ChatGPT)が搭載されることが発表されました。
結論から言うと、間接部門に限っては、
IT知識やスキルのない管理職をはじめ、
ホワイトカラーは、徐々にその数を減らしていくのかなと思います。
AI導入後は知識やスキルが不要になるのではなく、
知識やスキルがない人が不要になるのだと思われます。
そして知識やスキルを持つ者とそうでない者の二極化が今以上に進むと思われます。
知識と言っても操作方法を知っているなどの浅いものでは生き残れないでしょう。
さらに業務の進め方も変化すると思われます。
ふたを開けてみなければ何とも言えないのですが、AIを業務に取り入れたとすると、
おそらくこうなるだろうというのは現時点でも想像できます。
従来は、役職者が部下に指示を出して作業をさせていました。
ふんわりとした指示を出してしまい、実作業者に細部までうまく伝えられず、
「そうじゃないよ!」という結果が生じることがよくあります。
最終チェックは命令した人がやることもありますが、
チェックまで作業者に丸投げというケースも多いです。
ところがAIを取り入れるようになると、
役職者が指示を出す相手が人間からAIに変わります。
従来は人間が意味をくみ取ってくれていたため、
ふんわりとした業務指示も可能でしたが、
AI導入後は目的を的確に伝えるというスキルがより重要になるでしょう。
「知らないこと」については指示も質問もすることができないので、
知識やスキルがある程度なくては話にならない、ということになります。
また、成果物は人間がチェックしなければいけません。
なぜなら、現時点ではAIは間違った回答をするからです。
現状のAIは、回答の速度はものすごく速いのですが、正確性が今一つといったところです。
AIは責任を負わないため、最後はどうしても責任を負える人間がチェックすることになります。
チェックをするのが指示を出す役職者になるかは、ケースバイケースだと思いますが、
ここでも知識やスキルがなければ、どこが間違っているのか見つけることすらできません。
よって冒頭にもある通り、IT知識やスキルがない管理職は不要になると思われます。
ただしこれは間接部門に限りますが。
『スキルはあるのになぜか手作業が多い』を解消
一方で、セキュリティの関係からAI導入を見送るという事業所もあると思います。
事務効率をアップするAIを導入しないのですから、
人間の力で効率化を図る必要があります。
そうでないと、AI導入のライバルに取り残されてしまいます。
実はエクセルの使い方をちょこっと変えるだけで、その効率化は実現できます。
上の画像はどちらの列も『1人~5人』の範囲をsum関数で足し算させた結果です。
合計が違っているのはなぜでしょう?
にゃーこむでは、まずこのちょっとした違いからエクセルの適切な使い方を説明し、
ではどうしたらよりラクできるか、を個々の現状のスキルに合わせてアドバイスします。
しくみがわかれば今よりデータやフォーマットを気にするようになりますし、
何より、仕事をもっと気持ちよく片付けることができるようになります。
にゃーこむにいらっしゃるお客様の中には、ものすごく高いスキルを持っているのに、
「実務ではどうしても手作業をやりがちです」とお困りの方がたくさんご相談にいらっしゃいます。
事業所様へ出向き、実際に事務処理のデータやフォーマットを拝見すると、
「惜しい」ことをしてしまっているために自動化できないケースが数多くあるのに気付かされます。
スキルはそれほど高くなくても大丈夫です。
お使いのファイルをちょっといじってあげるだけで、
ものすごく簡単にルーティンワークが片付いてしまうことが数多くあります。
事務処理の自動化には、ほんの少しのスキルと『考える力』が必要なのです
ここで、にゃーこむが合理化のお手伝いをさせていただいた事例の、ほんの一部をご紹介します。
来店記録がそのまま顧客リスト兼売上表に
施術履歴を画像で保存 個人サロンでの活用
CSVファイルに日付がない!それでも月別集計を自動化 大手企業での効率化の事例
効率化に前向きな企業のエクセルの使い方をまねしてみましょう
効率化に前向きな企業では、随分前から「表計算ソフトとしてエクセルを使う」ということを行っています。
そのような企業では仕事の量も種類も、そうでない企業と比べて格段に多いにもかかわらず、
同等か、それよりも少ない人数で間接部門の仕事をこなしています。
その秘密は独特のエクセルの使い方にあります。
「システム化が進んでいるだけじゃないか?」とおっしゃる人もいますが、
先進的な企業でもシステム化されていない部分はたくさんあります。
そのシステム化されていない箇所は、エクセルで自動処理しています。
また、来るAI時代にもIT知識を持たなければ、持つ者との差がますます広がるばかりです。
文系、理系は関係ありません。
エクセルで効率化、合理化のついでにIT知識も増やしてみませんか。
疲労度まで軽くなる
エクセルはすでに多くの会社で導入されています。
つまり追加投資の必要がありません。
Pythonなどの他の言語でプログラミングしようとすると、
環境設定などでつまづき、導入前に嫌になってしまう人も多いでしょう。
その点エクセルはそんな心配はありません。
余程大きなデータを扱う会社でなければ、
エクセルを使って事務処理の自動化を強くおススメします。
自動化によって、今までとは比べものにならないくらい物理的、心理的な負担が少なくなり、
頭脳の疲労度も軽減されるので、時間的にも精神的にも余裕がうまれます。
余裕がうまれることで、人間にしか出来ない業務により専念することが出来ます。
あなたの業務は10万件以上のデータを扱いますか?
あなたの業務はネット上で行わなければならないですか?
もし2つとも「ノー」ならば、エクセル活用で業務の効率化が可能です。
にゃーこむについて
マイクロソフトエクセル専門のスキルアップショップです。
企業様への事務処理の合理化、最適化のアドバイスを行う傍ら、
スキルアップのセミナーも開催しています。
実務で必須のスキルを中心に実践的なレッスンを行いますので、
資格取得のための暗記学習とは一線を画し、
実際に手を動かして、使えるようになることを目標としています。
にゃーこむにできること
企業様向けの業務効率化のお手伝いだけでなく、
効率化に最低限必要なワークシート関数を中心に、
VBAプログラミングまでレッスンいたします。
※VBAプログラミングの受講はワークシート関数上級者のみを対象とさせていただきます。
大手企業などで行われているマネジメントのためのエクセルの使い方を学びながら、正解のない問題への取り組み方、考え方などの訓練も同時に行います。
※関数って何?という方はこちらをご覧ください。
相談料
※カッコ内の時間はおおよその目安です。
・個別ワークシート関数相談(60分) 5,000円
・個別VBAレッスン(60分) 20,000円
・企業研修向けのワークシート関数初級コースなどもご用意しております。
お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。