こんにちは。
VBAだけでなくたいていのプログラミング言語では、変数は必ず使用する便利ツールですが、
いまいちこの概念を理解できずに苦しむ方が多いようです。
書籍などではよく箱をたとえに説明されていますが、それでもピンとこないと言う方が多いですね。

私も箱はあんまりうまい例えではないと思ってます。
かと言って他にもっといい例え方があるのか?と聞かれればはっきり応えられるわけでもなく。
なんだかずっとこの件についてモヤモヤしていたのです。

そこで私なりにもっとわかりやすく説明をしようと試みたいと思います。
どれだけわかりやすくなっているかは???ですが、お付き合いください。

変数を出世魚に例えてみますw
わかりやすくブリを例にしてみます。
ブリは学名を Seriola quinqueradiata と言います。
これを変数の i とします。(iでもjでもなんでもいいです、とにかく変数と思ってください)

例えば For i = 1 to 4 で考えてみます。
ブリは年齢や大きさや地域によって呼び名が違うのですが、
学名はいずれも Seriola quinqueradiata のままです。
宣言された変数がずっと i のままというのと同じです。

しかし、i の中の数値はループを重ねるたびに 1,2,3,4 と変化します。
ブリも学名 Seriola quinqueradiata は変わりませんが、
若くて小さな頃はイナダだとかハマチだとかワラサだとかですが、成長するとブリになります。
1に相対するものをイナダ、2に相対するものをハマチ、
3にワラサ、4にブリと当てはめてみてください。

少しは理解しやすくなりましたかねぇ?
学名は変わらないんだけど呼び名、見た目、それに味が変わるんですよw

そもそも概念などはそれが真理であるというよりも、
そういう風に理屈付けると他のところにも考えが及んだ時に理論破綻しにくいですよ、
くらいの考えなのではないかと勝手に思っていますw